
巨大企業の事務職で生産計画などを担い電算化の過渡期には超過勤務が月間150時間を越える戦士の一員でしたが、いつしか監督する現場をリストラする立場に置かれて忠誠心を失いかけていました。
そんな折、自動車のフロントガラスが合わせガラスに規制されて日が浅いこと、ウィンドウリペアという補修技術があって職業として有望であるとの情報を得て、省資源、環境、ユーザーの負担軽減など社会貢献意義に感銘、不況時こそ重宝されそうだと直感して無縁畑違いの転職を決意しました。 (30年目 1990年のことです)
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ヒビ割れを放置しておくと補修不能となり、高額な脱着交換が必要となります。
そうなるまでにウィンドリペアで早めの補修で安心・安上がり。
●ヒビ割れのメカニズム
「石が当たって表が割れたが、裏側はまだ割れていない」と言うのは正確ではなく、表面で損傷を受けているのは、白く粉状になって欠けている衝撃点のピットだけで亀裂部分が爪に引っ掛からないのは表ガラスの裏側だけが裂けているからです。
衝突物体の重力加速度と、車の走行速度の相乗作用で、ガラスが内側に押し曲げられる。すなわち内側が伸ばされる訳で、伸びが限界を越えると弾けて裂けるのがヒビ割れです。
木の板を曲げていくと、力を加えた反対側からバキッと音を立てて割れ始めるように、ガラスも同様に裏側からヒビ割れは起こります。合わせガラスに飛び石の場合、衝突エネルギーが小さいことと、フィルムに貼り付けられていることで一気に進行せず、表面まで達しないで途中で止まっており、裏側のガラスはフィルムのクッション効果で衝撃が緩らげられるので、裂けるまで伸ばされずに元に戻っているのです。
●リペアしていないクラック(亀裂)が拡張する要因
- 1.車体のねじれ(路面の大きな段差やうねり、急旋回など)
- ヒビが外端に近いほど応力を強く受けるので進行が早い。
- 2.表ガラスと裏ガラスの極端な温度差
- 周囲が固定されているので温度変化による膨張収縮で風船のように変化しますが、表裏どちらか片方が急激に温度変化した場合、中間フィルムの熱伝導率がガラスより低いため、反対側が同化するのに時差があり、この間は強い反発力が働きます。
- 例1) デフロスタ吹出し口の真上にヒビ割れがあって、凍りついた霜をデフロスタで溶かした場合
内側の局部が急膨張、一気に進行する。
- 例2) 炎天下に駐車している車をいきなり洗車した場合
ガラス表面90℃ 室内60℃ これでもかなり危険な状態。ここから逆転
15℃ 対 60℃ に急変。裏から押し返される。
- 例3) 炎天下、冷房をかけたまま太陽方向に駐車した場合
表ガラスが急膨張しようとするのを裏から引き戻す力が働く。
(走行中は風で熱が奪われて温度差は小さいが)
- 例4) 断熱フィルム(無色の赤外線カットフィルム)をフロントガラスに一枚貼りする場合
整形に用いるホットガンの熱風は400℃以上あり、キケン!
- 3.突風によるガラスの変形(高速道路トンネル突入時も同様)
- 4.浸透した雨水の凍結
- 5.事故によって窓枠に応力が掛かっている場合
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